Archive for the ‘品質スコア’ Category

広告掲載順位の決定方法

2011-01-11

掲載順位はどのように決まるのでしょうか?

それは、

クリック単価×広告品質

で算出される広告ランクというもので決まります。

この広告ランクというのは、AdWordsやYahooリスティングのシステムの中だけで管理されていることなので、広告主がこの数値を実際に見ることはできませんが、この広告ランクが高ければ高いほど広告の掲載順位は上位になります。

分かりやすく表で見てみましょう。

まず、クリック単価だけで掲載順位が決まっていた時代は、次の表のようになっていました。

以前の掲載順位決定のシステム

以前の広告掲載順位の図

このように、高額なクリック単価を入札していればいるほど掲載順位は上位になります。対して、広告品質を含んだ広告ランクで掲載順位を決定している現在は次の表のようになります。

現在の掲載順位決定のシステム

現在の広告掲載順位の図

※Googleの広告品質(品質スコア)は10点満点、Yahooの広告品質(品質インデックス)は5点満点です。ただし、この点数は広告主が確認できる点数で、GoogleやYahooが管理している品質スコアはもっと細かい点数だと言われています。

この表を見てもわかるように、クリック単価だけであれば本来2位の広告主が1位に掲載され、4位の広告主が3位になっています。

つまり単純にクリック単価を上げて広告費をかけるだけでは広告の掲載順位を上げることはできないのです。

GoogleとYahooが恐れている検索ユーザーの評価

2011-01-11

検索エンジン会社は、検索ユーザーに自社の検索エンジンを使ったことによって満足してもらうことを至上命題としていますので検索ユーザーが不満足に感じる広告は好ましくないのです。

※YahooはYahooオークション等、他のサービスでも収入源がありますがGoogleはほとんどが広告収入です。

このルールは特にGoogle AdWordsにおいては非常に厳格で、2009年の11月にはGoogleは、広告品質が悪いにも関わらず誤魔化しで広告掲載を続けていた広告主のGoogle AdWordsアカウントを一斉剥奪しました。しかも、一度アカウントを剥奪された広告主は今後二度とGoogle AdWordsには広告出稿ができないという非常に厳しいものでした。(アカウントの再取得も禁止)

ちょうど同じタイミングで、TVでGoogleのCMが放送されはじめました。おそらくGoogleは本腰でYahooを抜いて日本の検索エンジンシェア1位を取りにいったのでしょう。その際に品質の低い広告が掲載されていてはGoogleの企業イメージを損なうのでこのような対応を取ったのだと考えられます。

簡単にお話ししましたが、実はこれはかなりすごいことなのです。

単純に広告品質の悪い広告主のアカウントを剥奪といっても、その数は数十や数百ではすみません。僕が知るだけでもアカウントを剥奪された広告主は数えきれないほどいますし、そのほとんどの広告主は月に数十万円から数千万円の広告費を使っていました。そのアカウントを剥奪したうえ、今後二度と広告は出させないということは、恐らくGoogleにとって月商数億~数十億円レベルの損失でしょう・・・

しかし、それをやっても検索ユーザーが第一(Googleの利用者増大という目的はありますが)というスタイルを頑として守ったのです。

このことからも、現在のGoogle AdWords(Yahoo!リスティング広告も)が広告品質というものを重要視しているかということがわかっていただけると思います。

アカウント剥奪のような事態は怖いですが、広告品質というシステムは考えようによっては大きなチャンスです。今までは広告費を多く出せるというだけで大企業が有利でしたが、現在では広告費が多く出せるだけでは通用しなくなっているのです。(もちろん広告費がある方が有利は有利ですが)

資金力では大企業にはかなわない中小企業や個人事業主にとっては大チャンスです。資金力やコネクションがなくても知識と技術と努力で対抗できるのです。広告品質についてしっかりと学んでいき、大企業に負けない広告出稿をしていきましょう。

リスティング広告のカギを握る「広告品質」とは?

2011-01-11

リスティング広告はクリック単価の入札制で掲載順位が決まるオークション制だというお話を以前しました。

ただし、単純にクリック単価のオークション制だけでは問題が出てきます。それは資本力があれば、どんな広告主でも必ず良い広告枠に掲載できてしまうという点です。

例えば、年商300億円のアダルトグッズの広告主がいて、この広告主はとにかく広告の露出を増やしたいがために、全然関係ない「ペット関係」や「ダイエット関係」のキーワードにも高額なクリック単価で入札をしたとします。

単純にクリック単価の入札制だけで広告の掲載順位を決めているとしたら、「犬 しつけ」や「ダイエット 方法」で検索した検索結果の広告枠の一番目立つ最上段にアダルトグッズの広告が掲載されてしまうことになります。これでは、実際に犬のトレーナーやダイエットグッズを販売している広告主はたまったものではありません。

検索する側からしても、犬のトレーナーやダイエットグッズを探したくて検索しているのに全く関係なアダルトグッズの広告が掲載されていても意味がありません。そんな検索エンジンであれば誰も使わなくなってしまいます。GoogleやYahooはそれを何よりも恐れています。

ちなみにGoogleは年間営業収益2兆円を越す超巨大企業ですが、その収益の95%以上はAdWordsの広告費によるものです。検索エンジン会社、特にGoogleというのは、広告収入を得るために検索エンジンを開発・運営している企業ですから、自社の検索エンジンを使うユーザーが減ることは致命的なのです。そのため、GoogleやYahoo(特にGoogle)は検索ユーザーがなにより一番大事というスタンスをとっています。

一昔前まではGoogle AdWordsもYahoo!リスティング広告も単純なクリック単価のみで掲載順位が決定されるオークション制度でした。しかし現在では改良され、検索ユーザーのニーズにあった良い広告は安いクリック単価で済み、ニーズに合わない広告は高いクリック単価を入札しなければならないという仕組みを取り入れました。

それが広告品質です。

Google AdWordsでは品質スコアとよび、Yahoo!リスティング広告では品質インデックスとよびます。

この広告品質質は、例えば「犬関連」のキーワードにアダルトグッズの広告を掲載するというように、キーワードと広告の関連性が薄くなると低くなります。

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